PCを買う前にパーツのお勉強

OSの選び方

「OS」とはオペレーティングシステムの略称で、パソコンを正常に動作させるために必ず必要なシステムのことです。代表的なものにWindowsとMac OSの二種類が存在しており、基本的な機能は似ていますが、動作できるマシンやソフトウェアがそれぞれ限られているということと、操作方法や表示などが異なります。

現在世界中でもっとも広く使用されているものがWindowsです。WIndowsでは機種はもちろん、ソフトウェアの種類も幅広く選べるので、Macでしか使えないMac OSに抜きんでている部分があります。しかし、タブレットなど新しい分野ではMacを支持する声もあり、どちらのOSにもそれぞれ利点や強みがあります。Windowsは文書作成やグラフ作成などビジネス目的に使用され、Mac OSはグラフィック系や音楽系に強いと言われています。

基本的にはパソコンを手に入れたらOSは上記のどちらかから選択することになります。しかし、音楽や映像、または建築関係などといったデザイン系の学校や職場では、Mac OSがあえて指定される場合もあるため、自宅で使うパソコンとそのOSもMacを選ぶことになります。OSはニーズに合わせて選ぶものですが、どちらでも良く迷っている場合は店頭で使用感をよく確認し、自分の使いやすい方を選ぶと良いでしょう。

また、2012年10月にはWindows 8が新たに発売されました。Windows8では電源を入れるとすぐにタッチパネル操作可能な画面が表れます。従来のマウス操作ではなく、より手軽で先進的な機能を使用したい方におすすめです。

SSDの選び方

SSDとは、「ソリッドステート・ドライブ」の略称で、既存のHDDを上回る新しい記憶装置として認知されているパソコン用パーツです。SSDの役割はHDDと同じで、パソコンの中にあるデータを保存するためのアイテムです。したがって、HDDとほとんど同じものであると考えて良いでしょう。ただしHDDとの最大の違いは、データの読み書きが高速であり、OSの起動時には特に威力を発揮するという点です。製品のモデルによっては、起動にかかる時間を半分に抑えることもできます。

SSDが必要となるシーンは、負荷のかかるゲームや大量のファイルを読み込むソフトウェアを使用する場合などです。とにかく速度を上げたい時に初めて威力を発揮するものであり、負荷のかからない使い方をするのであれば通常のHDDでも問題はありません。
現在パソコンの速度に不満がある方は、ぜひ一度SSDを利用してみましょう。SSDは消費電力が少なく、騒音も発生しないので長く使用するにも最適です。選び方としては、少しでも安く抑えたい場合は60GB~120GBまでを、最低限HDDを上回るスペックが欲しい場合は120~250GBを、限界まで性能を求める場合は1TBの製品もあります。インターネットや文書作成など基本的な使い方に限れば、128GB程度でも十分です。

さらにSSDでは、ランダムアクセス速度やキャッシュメモリ容量などにこだわることもできます。速度が速く、メモリの容量が大きいものほど処理がスムーズです。

PCケースの選び方

ケース(PCケース)は、パソコンのパーツの中でももっとも大きなものです。操作のしやすさやメンテナンスの効率に関わるだけでなく、見た目によってはインテリアとしても重要な役割を果たします。特に自作で組み立てる場合は、PCパーツに何を選んだかでテイストが変わってくるほか、メンテナンスや拡張性、さらには内部の静音性や冷却効率にも影響を与えます。

PCケースは大きく分けてスリム、ミドル、フルタワーの三種類があります。スリムがもっとも小型で、フルタワーが一番大型のサイズです。人気ゲーム用デスクトップPCはサイズが大きいことが多いですね。ノートも同様でビデオカードが搭載されている分だけ厚みがあります。それぞれのサイズで接続できるパーツの種類や数が異なり、サイズを間違えると拡張性の低い機種を選んでしまう場合があります。したがって、長期間使用する業務用マシンやゲーミングマシンなどは、必ず自分の求める拡張性やスペックを把握しておき、スタイルに合った製品を選びましょう。

ケースは大きくなればなるほど重量も重くなります。デスクトップPCの場合基本的に置いて使うことが原則ですが、フルタワーでは10キロを超える製品もあるため、頻繁に部屋の模様替えや引越しをする場合や、移動させる必要がある場合はあまりにも重いものは避けた方が無難かもしれません。また全体のサイズによっては置き場所に困る可能性もあるため、購入前には必ず寸法を確認しておきましょう。

スリムケースは特に小型ですが、拡張性が高くないことに注意が必要です。文書作成など基本的な業務ならスリムで十分ですが、さらに動画処理やトレーディングなどに使うマシンはより拡張性の高いタイプが必要です。